今回は、Pythonでの現在時刻の出力方法についてを解説していきます。
リアルタイムを使った処理をする場合に非常に役立ちますよ〜。
代表的な出力方法
現在時刻の出力方法で代表的なものは以下の2つです。
- timeモジュール
- datetimeモジュール
timeモジュール
timeモジュールを使うには、モジュールを導入する必要があります。
導入を忘れると動かないため、必ず導入するようにしましょう。
import time
実際に現在時刻を表示させる処理は以下です。
# モジュールのインストール
import time
# current_timeに現在時刻を格納する
current_time = time.time()
# 現在時刻を表示させる
print(current_time)
# データ型を確認する
print(type(current_time))
上記を出力すると、以下のような結果が返ってきます。
(現在時刻の取得のため、表示される値は異なります。)
1645351989.825335
<class 'float'>
timeモジュールで現在時刻を出力すると、現在時刻のUNIX時間(エポック秒)を取得する形となります。
UNIX時間はfloat型である、データ型はfloatとなっていますね。
datetimeモジュール
datetimeモジュールを使うには、モジュールを導入する必要があります。
導入を忘れると動かないため、必ず導入するようにしましょう。
import datetime
実際に現在時刻を表示させる処理は以下です。
# モジュールのインストール
import datetime
# current_timeに現在時刻を格納する
current_time = datetime.datetime.now()
# 現在時刻を表示させる
print(current_time)
# データ型を確認する
print(type(current_time))
上記を出力すると、以下のような結果が返ってきます。
(現在時刻の取得のため、表示される値は異なります。)
2022-02-20 20:12:16.016596
<class 'datetime.datetime'>
datetimeモジュールで現在時刻を出力すると、私たちのよく知っている日付の形で出力されていますね。
データ型はdatetime型となっていますね。
まとめ
現在時刻の出力方法について解説してきました。
まとめると、
- UNIX時間で表示させたい場合は、「timeモジュール」を使う
- 単純な日付として表示させたい場合は、「datetimeモジュール」を使う
となります。